2019年4月頃から、コンテンツ発信を通して自社の直接・間接的なPRを行うメディア「オウンドメディア」の閉鎖が相次いでいるという。

続々消える「オウンドメディア」 人気記事もあるのに...閉鎖する理由は?

19年4月以降、「みんなのごはん」(13年2月~、ぐるなび運営)、「フミナーズ」(15年3月~、ねむログ)、「カンパネラ」(14年7月~、アサヒビールと日経BP)、「Rettyグルメニュース」(17年2月~、Retty)など、閉鎖や更新停止の発表が続いている。

記事によると、閉鎖の要因は以下の通り。

・グーグルのアップデートによるコンテンツ順位・PV数の変動
・コストに見合うリターンが得られない
・成果までが遠い(更新・集客・成果の3つの壁)
・新規参入が増えて競争が苛烈になった

短期的・安定した成果が求められる企業だと、変化に対応しつつ長期的な目でオウンドメティアを育てていくには不向きということなのでしょう。


企業メディアが苦しいように、個人ブロガーも日に日に苦しくなっているのは間違いありません。

理由としては2つ。

1,検索結果を見るだけで情報収集が済んでしまうワードがある(〇〇の意味など)
2,Youtubeコンテンツの成長

図にするとこんな感じ。

ブログの立ち位置


多くの人が求めそうな情報は、皆グーグル検索結果とYoutubeに取られてしまってます。

動画より文章の方が短時間で読めるメリットはありますが、それ以上に「一定の識字能力が必要」というデメリットが大きい。

時間はかかっても、目で見て直感的に理解できる動画のほうが、よっぽど万人向け。

残る枠は「時間はないけど専門的な情報がほしい」という場合。特に学術系の情報(大学2年以降レベル)はYoutubeにあまりありません。

制御工学とか、鬼の起源とか、Youtubeだとブルー・オーシャンですよ。

……再生数が少なすぎて収益が見込めない、という意味でもありますが。


「質の高い情報」「多くの人が求める情報」この両方を満たさないとPV数につながらないのが痛いところです。

ニッチな記事を量産する、有名メディアのライターとなる、有名人に噛み付いて何度も炎上する…くらいしか、個人ブロガーの生きる道はないのだろうか。

しかし、今更Youtuberを目指すのもなかなか辛い。

結局の所、短期間で成り上がるなんて甘い道はないのだろう。


記事の最後にあった「成功するオウンドメディア」についての文章を紹介する。

「成功するオウンドメディアでは、まず『短期的な成果で考えない』『目的やゴールをしっかり持っている』『戦略に合わせたコンテンツ企画をしている』ということが挙げられます。なぜオウンドメディアを運営しているのか、という目標に合わせた戦略設計をし、ユーザーファーストのコンテンツを作る。そして、短期的な成果だけで判断せず、時間をかけてオウンドメディアを育てていくことが重要です」(徳井氏)

※太字は編集

企業も辛い。個人ならなおさら。これからますます戦略的なメディア運営が求められるのだろう。

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